犬服作り&洋裁に必要な道具の紹介

洋裁に必要な道具の紹介 ハンドメイド

洋裁を始める時に、必要な道具を紹介します。

手芸屋さんにいくと、色々売っていて何が必要なのかわからなくなってきますが、まずは必要最低限の道具を買って、それ以外は吟味しながら少しずつお気に入りのものを買い集めていきましょう。

犬服作り&洋裁に必要な道具

まず初めに最低限必要だと思う道具は、黄色で囲ってみました。
参考にしてみてください。

マネキン


定規、メジャー、カーブルーラー

型紙を書いたり、寸法を測ったりするのに使います。
1つ買えば何十年も使えます。

ソーイングの道具 定規



①50cmの定規
方眼が入っていて、透明のものが使いやすいです。透明だと、型紙の縫い代を書く時に下が透けて見えるので便利です。私の定規は20年位使っているので、角が少し割れてしまい、そろそろ新調する時期になってきました。基本的にはこの定規が1本あれば、他の定規は使うことは少ないです。

②20cmの定規
犬服で細かいカーブを書く時に使ったりしますが、無くても大丈夫です。


③メジャー
寸法を測るときに使います。
私のオレンジのメジャーは、小学校の家庭科の洋裁セットの中に入っていたものでかなりの年季が入っていますが長年使っているので、これが一番使いやすいです。仕事でもずっと使っていましたが、まだまだ現役です。
古すぎて、巻くのは手動です。

④カーブルーラー
型紙でカーブを引く時に使います。
ルーラーの中に色々なカーブがあるので、使いたいカーブを探して使います。
洋裁で袖の型紙を書く時に使うことが多く、犬服作りでは使いません。

はさみ、ローリングカッター

ソーイングの道具 はさみ

①裁ちばさみ
裁断の時に使います。
私はステンレスのものを使っています。

②紙切りばさみ
型紙を切る時に使います。

③糸切りばさみ
糸を切る時に使います。

④ローリングカッター
正確に生地を裁断したい時や、定規に沿わせて生地をカットしたい時に使います。
私は裁ちばさみが好きなので、ツルツル滑る裏地を裁断する時のみ使います。
最近の犬服作りの動画や本を見ると、みなさん、ローリングカッターで生地を裁断しています。はさみを使い慣れていない人は、ローリングカッターが良いと思います。
カッターは消耗品なので、切れなくなったら新しい刃に交換するので、それが少し手間です。

一緒にカッティングボードも購入してください。

裁ちばさみ派の方は、初めは買わなくても大丈夫です。

シャープペンシル、文鎮

ソーイングの道具 

①シャープペンシル
服飾の専門学校で薦められてから0.3mmのシャープペンシルを使っています。
0.5mmでも大丈夫です。
ニット生地を使う犬服では、縫う時に多少伸びていきますし、ミリ単位の正確さは要らないので0.5mmを使っています。布帛で洋服の型紙を書く時は0.3mmというかんじに使い分けています。

②文鎮
型紙を写す時と、裁断の時に生地と型紙をまち針で止める時に使います。
重りになるものなら何でもいいのですが、洋裁用が安定していて使いやすかったので3個買いました。洋裁だとあと2個くらい欲しいですが、犬服の場合はパーツは小さいので3個で十分です。

ピンクの文鎮は、新宿にある文化服装学院の売店で買いました。他に、ブルー、イエロー、グリーンなどパステルカラーのものがあります。ネットでも買えます。

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まち針、仮止めクリップ

ソーイングの道具

①まち針
裁断の時に型紙と生地を止めるのに使います。
縫製でパーツ同士を縫い合わせる時、ずれないように縫い代を止めるのに使います。

まち針は好きなものを買いましょう♪
おすすめは、シルクピンです。
初めは立体裁断用で買ったのですが、今は主にまち針として使っています。細くて生地に刺しやすいので気に入っています。

針は落とすと危ないので、10本使ったら、最後に10本ピンクッションに戻っているか必ず確認してください。
リビングなど共有スペースで作業する時は、特に注意してください。
わんこが家の中を放し飼いの場合、踏んだり舐めたりしたら大変です!

針・・・といえば、以前商社で働いていた時に、出荷前の検針作業は重要な検査の一つとなっていました。検針機はベルトコンベアになっていてそこに袋詰めされた商品を通して、金属反応が無いか確認するのですが、万が一折れたミシン針や取り忘れたまち針などがあると、ランプが付くので、その場合は徹底的に調べて、見つからない時はX線を通しますが、それでも見つからない時は、不良品として出荷しません。お店で1本でも針が見つかれば、取引終了・・・なので、検針は大切な工程の一つでした。



②手縫い針
ボタン付けなど手縫いの時に使う針です。

③ピンクッション
まち針、手縫い針を刺しておくものです。
使った針が全部元に戻っているか確認できるので、針はピンクッションに刺しておきましょう。

④仮止めクリップ
みんな使っているみたいなので、ダイソーで試しに買ってみました。
使ってみましたが、使い慣れていないせいか、私は待ち針の方がいいな~と思ってしまいました。無くてもいいかな?
針を使うのが怖い人は買うといいかも。

リッパー、目打ち、コロコロオープナー

ソーイングの道具

①リッパー
ミシンで縫ったところの糸を解く時などに使います。
間違って縫ってしまって解くことはよくあります。そんな時は糸切ばさみよりリッパーの方が作業が楽で効率がいいです。

リッパー


②目打ち
角を出すために使ったり、ミシンで細かいパーツを縫う時に手で押さえる代わりに目打ちで押さえて布を送ったりするのに使ったりします。布送りはピンセットを使う人もいますが、私は使いません。
スナップボタンを付ける時に、穴を開けるのにも使います。1本持っていると結構使える万能な道具です。


③コロコロオープナー
Cloverさんのコロコロオープナーです。
アイロンを使わないで、縫い代を開いたり、折ったりできるので、アイロンに電源を入れるのがちょっと面倒くさい~と思ったときに使っています。パッチワークなどによく使われているみたいです。
しっかり折り目を付けたいときは、やはりアイロンを使った方がいいですが、犬服などアイロンが掛けにくい細かなところは、このコロコロオープナーで癖付けするだけで十分です。
無くても大丈夫な道具ですが、もし興味があれば買ってみてください。

その他

①ハトロン紙
型紙を写す時に使います。

②アイロン
普通のアイロンとパナソニックの衣類スチーマーを使っています。

衣類スチーマーは小型でアイロンとしても使えるので、小さいパーツを扱う犬服作りにはこちらを使っています。


③ひも通し
ひもやゴムを通す時に使いますので、あると便利です。私はこだわりはなかったので、ダイソーで買いました。2種類入っていて、使いやすい方を選べます。
ひも通しを買う前は、ピンにひもやゴムを結んでひも通し代わりに使っていました。要は通せれば何を使っても大丈夫です。

紐通し


④チャコペン
生地に色を付けるのがいやなのでほとんど使いませんが、ボタンホールを作るときに薄く印をつけるのに使います。
水で消えるものや時間が経つと消えるものなどはありますが、私は使っていません。

⑤しつけ糸
まち針で止める代わりに、しつけ糸で縫って仮止めする時に使う糸です。

まとめ

犬服作りや洋裁を始める時に必要な道具を紹介しました。
一つも持っていないと、結構買うものが多いので、まず黄色で囲ったものから集めていくといいと思います。私はOLをしながら夜間の服飾専門学校に通った時に、一式買ってそれを今でも大切に使い続けているかんじです。10年以上使えますよ。

道具に愛着もあり新調する機会が少ないのですが、お店に行くと色々な便利グッズが増えていてびっくりします。ミシンも機能が優れた機種があって、新しいのが欲しくなります。
家庭用ミシンしか持っていないので、職業用ミシンをいずれ購入したいと思っているのですが、家庭用ミシンで今のところは困っていないので、しばらく先になりそうですが購入した際はレポートしたいと思っています。



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