初めて犬服を作るときは、新しい生地ではなく家にある着なくなったTシャツやカットソーを使うと気軽に作ることができます。
犬服を作る前に、捨てるにはもったいないけど着なくなってしまった洋服を探してみてください。
リメイクした服、見てみて☆
実際に作った犬服
2点ありますので、それぞれ紹介していきます。
サイズは家で飼っている、ミニチュアダックスの凛に合わせています。ダックスフントは胴が長く腰を痛めやすいので、常に冷やさないように気を使っています。そのため背丈は腰を覆うよう長めに設定してます。
プリントTシャツからのリメイク
私の着なくなったTシャツのプリント部分を生かして作ってみました。
タイのお土産でもらったバラ?の不思議なプリント柄です。
生地は薄めのスムースニットであまり伸びなかったので縫いやすかったです。
首、袖、裾周りのリブニットは共布を使っていますのでTシャツ1枚あれば他に買い足す附属はありません!
共布は、同じ生地を使うっていう意味だよ。ここではTシャツの生地のこと。
使った材料
- 着なくなったTシャツ1枚
- レジロン50番 #403生成
※縫い糸は、スパン糸ではなく、ニット生地用のレジロンを使います。伸縮性があり丈夫です。
※糸は白でもOKですが、生成りの方が馴染みます。 - ミシン針 No,11 ニット用
※ミシン糸は必ずニット用を使ってください。針先が少し丸くなっている針で、ボールポイントとも言います。先が丸くなっているので、編糸をよけながら縫えるので生地を傷めません。
ボーダーカットソーからのリメイク
旦那さんの着古したボーダー柄のカットソーを使っています。
洗い込んでいる古着なので縫いやすく着心地も良さそうですが、新品感は出ませんでした。
首、袖、裾周りのリブニットは同色のネイビーを使っています。フライスの生地です。
ウンナナクールで貰ったワッペンを貼り付けてみました。
使った材料
- ボーダーのカットソー1枚
- フライス #ネイビー 0.2m
- レジロン50番 #403生成
- ミシン針 No,11ニット用
- お好みのワッペンなど
無料のパターン
無料の犬服パターンが入手できるサイトをまとめてみました。
よかったら参考にしてみてください。
クロバー
ハンドメイド商品を扱っているクロバーさんのHPです。
実物大型紙だけでなく、採寸の仕方、作り方、必要な道具がわかります。
小型犬中心です。
初めて作る方は、お洋服を作る前にお読みください がとても役立ちます。サイズの測り方、選び方、型紙の直し方などが書かれていて、特に型紙の直し方がわかるとよりワンコにぴったりサイズの犬服が作れるようになります。
- ワンちゃんゆかたS,Mサイズ(小型犬用)
- 手作りワンちゃん服 デニムのベスト
- 手作りワンちゃん服 フードベスト
- 手作りワンちゃん服 簡単リバーシブルカバーコート
- お出かけが楽しいワンちゃん服 フリースの服・デニムの服
そーいんぐ.com
縫い糸や刺繍糸を製造、販売しているフジックスさんのHPです。
実物大パターンがなく、製図を見て自分でパターンを書かなくてはならないものが一部あるのですが、それだと慣れるまでは大変かもしれません。初心者の方はできるだけ実物大パターンをダウンロードする方がいいと思います。
- おさんぽバッグ・レインコート
- バスローブ
- マナーポシェット
- キャリングバッグ
- ネームタッグ
- ドッグトルソー
- ワンちゃんベスト
milla milla
無料のパターンだけでなく、有料のものも扱っています。
ダウンロードには無料の会員登録が必要です。
作り方はYouTubeで見られます。
まず基本のタンクトップのパターンがあれば、生地を変えるだけで雰囲気の違った犬服を作れるのでまず初めはタンクトップがおすすめです。
- タンクトップ
- フード&ポケット
- バンダナ
- クールバンダナ
- セーラーカラー
- 蝶ネクタイ
ブラザーソーイングカレッジ
ミシンメーカーbrotherさんのHPです。
- 前開きドッグウェアーS,M,Lサイズ
- おしゃれ首輪とお散歩バッグ
Dog peace
こちらは有料のみのパターンです。
小型犬~大型犬まで対応しています。
ちなみに私は利用したことはありません。
初めは無料のもので十分だと思います。
まとめ
家の中に眠っているお洋服で、犬服を作ることができました。
犬服作りの練習用に最適です。失敗してもいいや~と思いながら作れるのがいいですよ!初めからぴったりのサイズで作るのは難しいので、作りながら、ここにもっとゆとりがあった方がいいな~とか、長くした方がいいな~とか少しずつ修正していきながら、完成させていけば大丈夫です。気に入ったデザインやわんこにぴったりのサイズに仕上がったら、お店で見つけたお気に入りの生地で作ると安心ですね。
今回作ったのはシンプルなタンクトップですが、犬にとっては一番着心地がいいかもしれません。
今後も生地を変えて色々作ってみようと思います。
余った生地は、後でパイピングに使ったり、部分的なパーツとして使えますので、捨てないでしばらくはキープしておきましょう。
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