ジャガードの生地でミニチュアダックス用の犬服を作りました。
生地は薄いのですが、柄がシロクマなので冬用ですね。
ジャガード柄に入っているレッドと同色のリブ生地で後ろ身頃を切り替えてみました。
今回は、この犬服の作り方をご紹介していこうと思います。
犬服の作り方
準備するもの
まず準備するものです。
サイズはうちで飼っている5.2kgミニチュアダックスの凛(首回り33cm、胴回り43cm)に合わせています。
- パターン(無料で入手できるパターン、パターンが付いている本などから選んでみてください。)
- 本体の生地:ジャガード0.45m
前身頃と後ろ身頃の横段を合わせて裁断した時の用尺です。横段の柄を合わせない場合は、0.35m位で足りると思います。
生地は大塚屋さんで購入しましたが、今は完売してしまっているようです。
冬の時期になったら再入荷するかもしれません。 - 切り替え用/リブ用:40スパンテレコ0.16m(88cm幅)C95%、PU5%
手芸と生地のいすずさんで購入しました。
カラーは、レッドです。
- 伸び止めテープ 裾周り0.34m、袖回り0.15m×2
ストレートテープを使いました。 - ミシン糸#50(ニット用)キングレジロンF44(レッド系)
無料パターンを入手できるサイトをまとめた
ブログがあるので、良かったら参考にしてみて。
作り方
生地を裁断する
前身頃、後ろ身頃を裁断します。
中心は、わになっています。
縫い合わせた時に、横の段が合うように(柄がつながるように)裁断しますので、少し生地のロスが出ます。
首回り、袖回り、裾周りのリブを裁断します。
パターンは作らず、生地の上に線を書いて裁ちばさみ、またはローリングカッターでカットします。
●袖回り、4.5cm幅×24.7cmを2本(袖回り寸法に対して、93%の長さ)⇒ちょっと長かったので83%位が良さそうでした。
●首回り、5cm幅x29.3cm(首回り寸法に対して90%の長さ)
●裾周り、6cm幅×47.4cm(裾周り寸法に対して84%の長さ)
後ろ身頃の切り替えのところを縫い合わせる
縫い代1cmで縫います。
肩、脇を縫う
縫い代1cmで縫います。
縫う時に伸ばさないように、ゆっくり縫います。
縫い終わったら、縫い代端にロックミシンを掛けて、解れないようにしておきます。
縫っているときに、どうしても伸びてしまうな~という時は、テフロンの押さえに変えてみたりもします。少しですが、滑りが良くなり伸ばさずに縫えるような気がします。ミシンのメーカーによって押さえが変わるので、購入前によく確認してください。
私はジャノメミシンなので、下記をネットで購入しました。
伸び止めテープを貼る
肩と脇を縫い合わせる前に貼ってもいいです。
伸び止めテープは、袖回りと裾のカーブのところに貼ります。
テープはニット用ではなく、布帛用のストレートテープを使っています。カーブがキツいところは、裁ちばさみで切り込みを入れてカーブに沿わせています。
布帛用で特に問題はありませんが、やはりニット生地用の伸び止めテープの方がいいのかな~。近々購入してみようと思っています。
リブの準備
リブ(首、袖、裾用)は0.5cmの縫い代で縫い合わせて、筒状にします。
縫い代を割るときは、コロコロオープナーを使っています。アイロンは使っていません。
リブを二つに折ります。
リブを付ける
順番はどこからでもいいのですが、私は裾⇒首⇒袖の順番でつけています。(難易度が低い順?)
リブの方が短くなっているので、リブの方を伸ばしながら見頃と一緒に縫っていきます。
見頃は伸ばさないように縫います。
①裾
クリップで数カ所留めておきます。(待ち針でもOK)
リブを上にして縫い代1cmで縫います。
②首
裾と同じように、クリップで数カ所留めておきます。
こちらもリブを上にして縫い代1cmで縫います。
③袖
裾、首と同じようにつけます。
リブのはぎ目は見頃の脇線より3mmほど前身頃側にずらしてセットします。
重なると厚みが出て縫いにくくなるためです。
縫い代にロックミシンを掛ける
リブを縫い付けたら、縫い代にロックミシンを掛けます。
2-3mm程生地をカットしながらロックミシンを掛けると、端がきれいになります。
仕上げ:首、袖、裾のリブにステッチを掛ける
縫い代を身頃側に倒したら、表を見ながら2mm位のところにステッチを掛けます。
無駄な糸をハサミでカットしたら完成です!
完成!
出来上がり見てー。どうですか?
キャンプに着ていったよ。
後ろ身頃側です。
脇の所ですが、裁断の時に横段を合わせているので、線がつながっています。
ここを柄合わせしないと生地のロスは防げますが、線がずれてしまいます。
まとめ
ミニチュアダックス用ジャガードタンクトップの作り方を紹介しました。
デザインはシンプルですが、生地を2種類使うだけでちょっとおしゃれに、、そしてメリハリが出たのではないかと思います。
今回袖のリブが少し長すぎて前脚に沿わず、立ち上がってしまったので、次回はもう少し短めにして伸ばし気味につけようと思います。
リブは伸ばさないで縫う方が楽ですが、体にフィットさせるためには伸ばしてつける方が出来上がりがきれいになります。
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