1年振りに、埼玉県毛呂山(もろやま)町にあるゆずの里オートキャンプ場に行ってきました。
以前よりもさらに使いやすいキャンプ場となっていましたので、変更された点をご紹介したいと思います。
また、ここはペット料金が無料なので、わんこ連れにはやさしいキャンプ場です。
以前こちらのキャンプ場をご紹介した記事は下記になります。
今回は犬連れさんが多かったな~。
変更になっていたこと
今回気が付いた変更点を7つご紹介します。
わかりやすいように、キャンプ場の案内図も添付しておきます。
炊事場のシンクに水切りラック
シンクの真ん中に水切りラックが置かれていました。
以前はなかったので、シンクの後ろにある作業台に洗った食器類を置いていましたが、ラックが設置されて、横にものが置けるようになりとても便利になりました。
自動販売機が2台追加!
自動販売機といっても、飲み物が買える普通の自販機ではありません。
お肉と中華料理が買える自販機です。
1台目は、管理棟の前にあります。
おうち中華de冷凍自販機 と書かれています。
冷凍生ぎょうざ(30個入り¥700)
厚切り三元豚チャーシュー(10枚入り¥900)
冷凍チャーハン(2食入り¥700)
冷凍肉チャーハン(1食入り¥500)
冷凍エビチャーハン(1食入り¥500)
オリーブオイルだいこん生キムチ(¥800)
割高ですが、ちょっと1品足したいときにちょうどよいのではないでしょうか。
福しん さんは、聞いたことがなかったのですが、豊島区に本社があるラーメンチェーン店だそうです。自販機も出しているんですね。
2台目は、炊事場の中にあります。
こちらは、管理棟のメニューとは異なり、焼き肉メインとなっています。
豚ホルモンカット(味噌タレ¥1000)
茨城県産牛サーロイン(¥1000)
茨城県産カルビ(常陸牛¥1000)
牛上タン焼肉(米国産¥1000)
ラーメンセット(麺4つ¥500)
オリーブオイルだいこん生キムチ(¥800)
個人的にはラーメンに惹かれてしまいました。
冬にお鍋で温かいラーメンを作ったらおいしいですよね。
こちらにも、オリーブオイルだいこん生キムチが入っていました。おススメなのでしょうか。
今回は食材をすべて持ってきてしまったのでこちらは利用しませんでしたが、どんな味なのか気になりました。次回はチャーハンかラーメンにトライしてみるかもしれません。
炊事場の中の自販機で、コエド川越の地ビールが買えます。何度かお店で飲んだことがありますが、キャンプ場でクラフトビールを飲めるのはちょっとおしゃれです。中段の右端にある、元気百梅とゆず之介も気になりました。元気百梅のネーミングは、越生町の高校生が考案したと書かれていました。この地域でしか販売していなそうなので、レアな飲み物です。
炊事場に洗面台が2台
炊事場に洗面台が2台設置されていました。
キャンパーさんからのリクエストがあったのかもしれません。
温水がでないので、冬に顔を洗うのは寒そうですが、歯磨きしたり化粧をしたり髪型を整えたい人には便利です。
電子レンジが設置
炊事場の、自動販売機と洗面台の間に、電子レンジがありました。
便利なのかもしれませんが、私はキャンプにレンジは使わないかな~。外で買ってきたお惣菜を温めたりするのに役立ちそうですが、キャンプは自然の中で多少の不自由さを感じながら過ごすのが好きなので、使うことはないと思います。
ゆずスイーツが2種類販売
管理棟の中に、スイーツが2種類販売されていました。
1つ目は、もろ丸くんアイスです。
もろ丸くんは、ご当地キャラなのでしょうか。
味は、アイスを想像すると裏切られます。みるくと書かれていますが、みるくより柚子の風味が強いです。柚子シャーベットという表現が正しいかと思われます。さわやかで甘味が控えめで食べやすかったです。
2つ目は、毛呂山ゆずロールアイスです。
毛呂山産の桂木ジャム(柚子ジャム)が入っているロールケーキです。
これは、おいしかったです。
ロールアイスといっても、中にアイスが入っているのではなく、生クリームとジャムが入っているロールケーキをそのまま冷凍にしただけなので、凍ったままでも食べられますし、解凍してやわらかくなった状態でも食べられます。私は解凍後の方がおいしいと感じました。
このロールケーキは、毛呂山の武州長瀬店の不二家さんでも買えるとのことです。お店では冷凍になっておらず、普通のロールケーキとして販売されています。賞味期限の関係上、キャンプ場ではアイスとして販売しているのかもしれません。
ちなみに、毛呂山町では奈良時代から桂木ゆずを栽培していたと言い伝えられており、このことから日本最古の生産地と言われているそうです。(毛呂山町桂木ゆずクラスター協議会のパンフレットより)
のぼりのカラーが変更
管理棟前ののぼりが、以前はパープルだったのですが茶系に変わりました。
柚子カラーをイメージしているのかもしれません。周りの背景に馴染んでいました。
シルバーペア割
2023年の10月6日より、シルバーペア割りが導入されたようです。
条件は、
☆金曜日または、日曜に宿泊
☆ペアのうちどちらかが、60歳以上
☆区画サイト、砂利サイト、どちらでも¥4000
☆お友達でも夫婦でもペアならOK
☆受付で身分証を提示する
区画サイトは¥6,000~なので、2,000円安くなるのは大きいです。私が60歳になるころには、シルバー人口が増えて、シルバーペア割の年齢が引き上げられそうですが、将来使えたら嬉しいです。
臨時のうどん屋さん出没
キャンプ場入口に、もろびとの館という施設があるのですが、普段は人気がなくひっそりとしているのですが、日曜日の朝、もろびと前に車が何台も停まっており、うどんというのぼりがちらっと見えました。
わんこを散歩させながら、様子を見に行くと、うどん屋さんがオープンしているではないですか!しかも、車でわざわざうどんを食べに来たお客さんに、店内で食べられるうどんはすでに完売してしまい、生のうどんの販売のみになっていると説明している声が聞こえてきました。知る人ぞ知る人気のお店のようでした。
調べたところ、「もろみの会」さんが、月1回、ここ、もろびとの館でうどんの軽食販売をしているそうで、もろみの会さんが無農薬で育てたモロヘイヤを練り込んだもろっこうどんが名物とのことでした。今回ノーマークでしたが、もしうどん屋さんのオープン日とキャンプ日が重なるときがあれば、食べてみたいと思います。
キャンプご飯
今回のキャンプご飯は、いつもの定番メニューになってしまったのですが、参考に紹介します。
1日目夜:ブイヤベースとローストビーフ(スーパーで購入)
ブイヤベースのレシピは、こちらの記事のキャンプご飯でご紹介しています。
このレシピで作るときと、簡単に作りたいときはモランボンのブイヤベースのもとを使います。これはおいしいですので、おすすめです。スーパーで売っています。
今回はモランボンを使いました。
好きな具材を入れるだけなので、本当に簡単です!
そして、〆にご飯を入れてリゾット風に食べるのを絶対に忘れないでください。このリゾットを食べるためにブイヤベースを作る位おいしいですので。
2日目夜:おでんとチャーハン
パックに入っているおでんを温めて、その中に追加で買ったお好みの具材を入れていきます。
調理はこちらも薪ストーブを使いました。
最近近所のスーパーで売っていないのですが、下記の別鍋仕込みおでんはおいしいので、あればこれを買っています。
期間限定発売のサクラビールと一緒に食べました。
チャーハンは、定番の焼豚、卵、ネギを入れました。(旦那’s cooking)
まとめ
2月の冬キャンということで、薪ストーブと灯油ストーブを持っていきましたが、予想外に暖かく薪ストーブは要らないくらいでした。毎回湯たんぽも準備するのですが、今回は使いませんでした。暖かいのは嬉しいのですが、気候がおかしくなっているのではないかと少し心配になります。
今回は暖かかったため、夜のみ薪ストーブを使いましたが、冬キャンプでは暖房の役割と調理を同時に行えるとても便利なアイテムで、買ってよかったキャンプグッズの1つです。
使っているブランドは、HONMAのAPS-48DXです。ストーブと煙突がセットになっているものを購入しました。
ゆずの里オートキャンプ場は、施設が整っていて、掃除などの管理もかなり行き届いており、管理棟の方々もとても親切で、そして標高も低いので冬キャンプには最適なところです。1年経って再び遊びに来てみましたが、キャンプ場の様々なところが新しく改善されていて、さらに快適に過ごせるようになっていました。こちらは毛呂山町観光協会が管理しているのですが、新しいものを取り入れキャンパーさんたちが楽しく過ごせるキャンプ場にしていこうという意思が感じられ、また地域活性化のために名産品を広めていこうと頑張っている姿につい応援したくなってしまうような気持ちになる素敵なキャンプ場です。これからもさらに進化していってくれるのではないかと期待しています。
最後に、参考までに私たちが使っている薪ストを載せておきます。
薪ストーブの設置方法も、機会があればご紹介したいと思います。
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