静岡県富士宮市にあるあさぎりキャンプフィールドに行ってきました。
わんこも一緒に過ごせるキャンプ場です。
今回は12月30日~1月1日までの年越しキャンプとなりましたので、その時のことをレポートします。
キャンプご飯では、〆が最高に美味しい、簡単ブイヤベースのレシピも紹介しています。
年越しキャンプ、楽しかったな~♪
あさぎりキャンプフィールドにはドックランサイトもあるから、たくさんのわんこが来ていたよ。
あさぎりキャンプフィールドについて
山梨県にあるForesters Village Kobitt(南アルプスキャンプフィールド)の系列キャンプ場です。
本社は山梨県の方になり、あさぎりキャンプフィールドは2020年4月25日にオープンしたKobittの2番目の新しいキャンプ場です。
元々は猪の頭オートキャンプ場があったところに、新しく作られたキャンプ場です。
起伏のある林間サイトの中には清流も流れており、自然いっぱいの恵まれた環境のなかで、のんびりとキャンプを楽しめるところです。夏は蛍も見られるみたいです。
グループや団体さんは利用できないことと、サイトが広々としているので、周りを気にせず静かに過ごすことができます。夜は星空もきれいです。
基本情報
住所:静岡県富士宮市猪之頭2350
TEL:0544-52-1500
TEL:0551-45-9025(予約、問い合わせはこちら 9時~18時)
定休日:水曜
HPhttps://www.kobitto-asagiri.com/
標高:約710m
チェックイン:14時~18時まで
※アーリーチェックインは予約不要
【ちょい早プラン13時半~】
オートキャンプサイト ・・A料金 550円 / B・C料金 825円
2ファミサイト・・・・・A料金 1 ,100円 / B・C料金 1,375円
常設サイト ・・・・・・・A料金 1 ,100円 / B・C料金 1,375円
【アーリーチェックイン12時半~】
オートキャンプサイト ・・A料金 1,100円 / B・C料金 1,650円
2ファミサイト・・・・・A料金 2,200円 / B・C料金 2,750円
常設サイト ・・・・・・・A料金 2,200円 / B・C料金 2,750円
※アーリーDAYプラスは予約要(利用前日の午後に問い合わせる)←コロナのため休止中
利用日前日に宿泊者がいない場合は、予約すれば10時~利用できる。
オートキャンプサイト ・・A料金 2,200円 / B・C料金 2,750円
2ファミサイト・・・・・A料金 3,300円 / B・C料金 3,850円
常設サイト ・・・・・・・A料金 3,300円 / B・C料金 3,850円
チェックアウト:9時~12時
※レイトチェックアウトは16時まで。利用当日にフロントに確認。
【ちょい遅プラン12時~12時半】
場内MAP:
予約方法:インターネット予約(なっぷ経由)予約はこちら または電話。
※電話は9時~18時まで。水曜日は定休日。
※利用日の3日前の予約は電話のみ。
※1ヵ月前の2日午前0時より予約可能。(例えば、1月分は12/2日の午前0時~予約可)
※デイキャンプは行っていない。
※1世帯のみの利用で、友人同士の利用は不可。
※2ファミリーサイトは2世帯まで利用可。
キャンセル料金:利用日の7日前より発生(50%)、当日/無連絡(100%)
ゴミ出し:指定のごみ袋無し
ゴミの分別:
炊事棟の中にゴミステーションがあり、24時間捨てることができます。
回収できるもの(要分別)
- 水気を切った生ゴミ
- 紙、ビニール、プラスチック、食品トレー、オムツ(排泄物はトイレに流す)
- 袋にまとめた燃えるゴミ
- アルミホイル、金属、金属キャップ、セトモノ、アミ、汚れの落ちない瓶と缶、割れ物
- 折りたたんである段ボール
- つぶした空のペットボトル、アルミ缶
- 瓶
- スチール缶
- 灰(灰捨て場に)、燃え残りの薪、炭
- ガスカートリッジ、スプレー缶、WG缶(全て使い切って、穴をあけたもの)
回収できないもの
- 乾電池
- キャンプ用品
- 粗大ごみ
- 電化製品
- 吸い殻やゴミの入っているペットボトル、缶、瓶など
料金表
料金:サイト、シーズンにより異なる
施設利用料:大人¥550 子供(小学生)¥330 幼児(3歳以上)¥220
ペット¥0(予約時に申請した場合、当日、未申請の場合は¥550)
サイトの広さ
サイトによって、広さがバラバラです。
予約時のプラン紹介のところに広さが記載されているので確認してみてください。
〔J〕 常設サイト・・・・・・・(1区画 / 約183㎡ / 定員4名)
〔2F〕2ファミサイト・・・・・(2区画 / 約200㎡ / 定員10名)
〔Y〕 ゆうがサイト・・・・・・(4区画 / 約200㎡ / 定員5名)
〔Z〕 ぜいたくサイト・・・・・(4区画 / 約130㎡ / 定員5名)
〔V〕 びゅ~サイト・・・・・・(1区画 / 約144㎡ / 定員5名)
〔N〕 のんびりサイト・・・・・(7区画 / 約130㎡ / 定員5名)
〔H〕 ひだまりサイト・・・・・(1区画 / 約116㎡ / 定員5名)※旧楽楽サイト
〔AO〕あおぞらサイト・・・・・(1区画 / 約185㎡ / 定員5名)
〔A〕 あさぎりサイト・・・・・(11区画 / 約100㎡ / 定員5名)
〔DR〕ドッグランサイト・・・・(1区画 / 約160㎡ / 定員5名)※4/9リニューアルオープン
〔DF〕 ドッグフリーサイト・・・(2区画 / 約125㎡ / 定員5名)
〔D〕 ドッグサイト・・・・・・(2区画 / 約100㎡ / 定員5名)
〔I〕 いのがしらサイト・・・・(4区画 / 約80㎡ / 定員3名)
〔S〕 すも~るサイト・・・・・(2区画 / 約70㎡ / 定員2名)
〔P〕プライベートサイト ・・・(1区画 / 約58㎡ / 定員1名)※旧ガールズソロサイト
〔M〕 ソロサイト・・・・・・・(1区画 / 約40㎡ / 定員1名)
※引用:あさぎりきゃんぷフィールドサイトマップより
今回利用したサイト料金
人数:大人2人、犬1匹(小型犬)
サイト:のんびりサイト #N-6、約130㎡
料金:2泊3日 サイト料¥8,250x2日 施設利用料 大人¥550×2人 ペット¥0
→¥17,600
キャンプ場内の様子
管理棟&売店
営業時間:9時~19時
*受付は18時まで
ここでチェックインをします。
売店ではキャンプに必要なものが揃っています。
買い忘れがあっても安心です。
こちらのキャンプ場では、石油系の食器洗剤が使えないので、忘れてしまった場合は売店で植物由来のもの(またはエコ洗剤)を購入しましょう。
薪は針葉樹のみで、1束¥600です。
広葉樹もあればよかったのですが、残念です。針葉樹は燃えるのが早いので、すぐ無くなってしまうんですよね~。
薪の針金はリサイクルしていますので、返却しましょう。
炊事棟
右側が、トイレ、左側が炊事棟になっています。
炊事棟の中に、ゴミステーション、コインランドリー、ペグ、鉄板の洗い場があります。外に、灰、薪と炭の燃えカス、ガス缶を捨てるゴミ箱があります。
お湯が出ます。
コロナ対策で、シンクは1つおきに板が置かれて、12個使えるところ、6個になっていました。
そのかわり、板が置かれているところに物が置けたので、洗い物の時便利でした。
石油系の洗剤は使えないので、注意してください。
忘れてしまった場合は、売店で購入しましょう。
使える洗剤の例です。
参考にしてみてください。
ペグ、鉄板の洗い場
トイレ
炊事棟の隣にあります。
新しくてきれいなトイレでした。
女性は、ウォシュレット5つありました。
洗面台も新しくてきれいでした。
男性は、ウォシュレット4,小便器4です。
シャワー室
コインシャワーで、¥100/3分で利用できます。
男性と女性に棟が分かれています。
男性は、別棟サニタリーの横に2台です。
ドライヤーは男女共有で男子シャワーの建物の中にしかありません。サイレントタイムは音が出るので使えません。
使いたいときは、7時~21時の間に使いましょう。
女性は、ゲストハウスの裏に3台あります。
入口の札を見て、「空き」だったら入れます。
個人的に、コインシャワーは落ち着かないですし、夏はいいですが、冬は体を冷やしてしまいそうなので利用しませんでした。ドライヤーも外で掛けなければならないので、夜は寒いですよ~。
のんびりサイト
のんびりサイトN-6(約130㎡)。
今回私たちが利用したサイトです。電源有り(10A)です。
のんびりサイトは7区画あり、定員は5名まで(大人のみは4名まで)となっています。
130㎡あるので、とても広々しています。
今回タープを張らなかったので、ちょっと空間が余り気味になってしまいました。
N-6の周辺は木が多めなので、昼間でもあまり日が入ってこないので冬だとちょっと寒々しさはありましたが、夏は涼しくて過ごしやすいサイトなのではないかと思います。
一番近い炊事棟&トイレまでは、歩いて1分程で近いのですが、少し急な坂道となっています。
ドッグサイト
のんびりサイトの向かいにある、ドッグサイトD-1(約100㎡)です。
2区画あり、定員は5名まで(大人のみは4名まで)電源有り(10A)、となっています。
その他、ドッグフリーサイト、ドッグランサイト、と、犬と一緒に過ごせるサイトが充実していますが、全てリードフリーで使えるため、名称の違いによる差がよくわかりませんでした。
あさぎりサイト
あさぎりサイトA-11(約100㎡)。
11区画あり、定員は5名まで(大人のみは4名まで)電源有り(10A)、となっています。
管理棟に近いサイトです。
ひろば
子供たちが遊べる場所になっていますが、冬の時期は全く人がいませんでした。
夏は使われているのでしょうか?
サイトが広めのところが多いので、ほぼ自分のサイトで過ごしている人が多いように見えました。
私たちも自分のサイト内で、バドミントンで遊んだりしました。
バドミントンできる十分なスペースがありました。
にじます池
キャンプ場の裏ににじます池がありました。
ソロサイトM-1の脇に小道があり、歩いていくとすぐ着きます。
冬はにじますもいないため、枯れ葉が浮かんでいて寂しいかんじでした。
夏はここで、にじますのつかみ取りのイベントが開催されているようで、季節によって景色が変わってくるのだと思います。
イベント
年末~年始のイベントです。
BING大会
12月31日限定 16時半~
参加費1人500円
モルック 門松つくり
12月26日~12月31日 10時~
参加費900円
モルックとしても遊べるし、門松としても使える。
モルックは、フィンランドの伝統的なゲームを元に、誰でも楽しめるものとして考えられたアウトドアスポーツです。私にとっては、全くなじみのないスポーツですが、キャンプ場で遊ぶのはちょっと楽しそうですね。
しめ縄つくり
12月26日~12月30日 15時・15時半・16時の3回
参加費500円
福笑い だるまつくり
元旦~1月9日 10時:10時半の2回
参加費600円
鏡餅 キャンドルつくり
元旦~1月9日 15時半・16時・16時半
参加費500円
鏡餅のキャンドル、かわいいです。
もったいなくて、火を付けられないです。
キャンプ場の魅力と気になった点
良い点、魅力ある点
炊事棟、トイレなどが新しくてきれい
2020年にオープンしたばかりなので、キャンプ内の設備がとても新しくてきれいです。掃除も行き届いているので、いつもきれいな状態で利用することができました。
静かなキャンプ場
森林の中で静かにゆったりと過ごせるキャンプ場です。夜も驚くほど静かでした。基本的に1サイトに1世帯の利用で、友人同士も利用できないので、グルキャンなど団体グループはいません。ファミリーサイトのみ2世帯の利用ができますが、サイト数も少ないので、和やかな雰囲気です。ワイワイとした賑やかさはありませんが、夫婦2人キャンプは、このような落ち着いたキャンプ場の方が安心できました。
サイトが広め
サイトによって広さに違いはありますが、基本的に広めに作られているので、隣との距離や視線が気にならず、プライベート感がありました。
隠れ家的なキャンプ場
キャンプ場に行くまでの道はだんだん狭くなり、対向車とのすれ違いも難しいくらいになっていきます。逆にいうとそれだけ車の通りが少ない奥まったところにあるキャンプ場なので、一度着いてしまえば、車の騒音とは無縁の森林に囲まれた贅沢な空間でキャンプを楽しめるということになります。
ワンコ宿泊無料
ワンコOKのキャンプ場は私たちには必須の条件です。
事前に申請しておけば、ペットの宿泊は無料なので、予約時に忘れずに申請しておきましょう。
お湯が出る
最近は増えてきましたが、炊事場でお湯が使えることはとても有難いです。温度も適温で出てくるので温度調節の必要が無く、洗い物がはかどりました。
コロナ対策で、シンクは一つ置きに板で塞がれていましたが、ちょうどそこに洗い物など置けるので便利でした。
気になった点
温泉が空いていなかった(年末年始)
キャンプ場でチェックインすると、キャンプ場のルールなどが書かれたファイルを受け取るのですが、そこに書かれていた温泉施設の3つのうち2つは年末年始のお休みで休館していました!唯一空いていた花の湯は、キャンプ場から車で30分離れており、ちょっと遠く感じてしまい、今回温泉は断念しました。
年末年始というイレギュラーな時期なので仕方がないですが、ファイルを渡す時にフロントで一言言ってくれたらよかったな~と思いました。ネットで調べずに行って、空いていなかったらちょっとショックだったと思いますので。。
この時期に温泉に入るには、富嶽温泉 花の湯か、温泉ではありませんが、キャンプ場のシャワー(お風呂無し)を使うしかありません。
キャンプご飯
年越しそば
年越しキャンプということで、12月31日のランチは、年越しそばを作りました。
にしんそばです。
にしんはスーパーで購入しました。
ほうれん草は家で茹でておいたものを、持っていきました。
私は東京出身ですが、なぜか実家では年越しそばはにしんそばと決まっていました。
にしんそはば、関西ですよね?両親も東京なのですが、理由を聞いたら父がにしん好きだから、という単純な理由でした。
今回結婚して初めて、にしんそばを作ってみました。
ブイヤベース
我が家での定番キャンプご飯。
ブイヤベース。
魚介の旨味がたっぷりです。
ブイヤベース自体もとてもおいしいのですが、お目当ては最後のリゾットです。
魚介の旨味が出ているスープに、ご飯を投入して、少し煮込んでから食べるのですが、これが最高においしいんです。
これをたべるためにブイヤベースを作るといっても過言ではありません!
もしブイヤベースを作ったら、ご飯を入れて食べてみてくださいね~。
●材料●
有頭エビ 2尾
たら切り身 4つ
かに
じゃがいも 1個
玉ねぎ 1/4個
セロリ 1/4本
ニンニク 1かけ
オリーブオイル 大1
白ワイン 50cc
塩、胡椒 お好みで。適量
トマトペースト 1袋
コンソメ1個
水 400~450ml
炊いたご飯 1合くらい(リゾット用)
●作り方●
①玉ねぎ、セロリ、ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める。
②エビ、たら、かに、一口大に切ったジャガイモをいれて、少し炒める。
③水、白ワイン、トマトペースト、コンソメを入れて、蓋をして15分位煮る。
④ジャガイモが柔らかくなったか確認して、大丈夫そうなら塩コショウで味をととのえる。
今回魚介類は、スーパーで売っていた海鮮鍋セットを使いました。
キャンプ場 周辺情報
スーパー
スーパーはキャンプ場の近くにはないので、買い出しは早めに済ませておくといいです。
スーパーよどばし よどばし万野原店
キャンプ場から車で約20分。(2.8km)
マックスバリュ富士宮万野原店
キャンプ場から車で約25分。
コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート)も近くにあります。
道の駅 朝霧高原
キャンプ場から車で約15分。
こちらにある展望台から富士山がきれいに見えるとのことで、元旦の富士山を見てきました。
元旦ですが、観光客がいっぱいで駐車場もほぼ満車でした。
雲一つない、晴れやかな富士山を望むことができました
今年も良いことがたくさんありそうな予感です
温泉施設
朝霧温泉 風の湯
キャンプ場から車で約15分
営業時間:10時~22時
定休日:毎週火曜日
休館日:12月29,30,31日
カルシウム、マグネシウム、ミネラルが豊富なバナジウム温泉です。
富士山 天母の湯
キャンプ場から車で約20分
営業時間:10時~20時
定休日:毎週月曜日
休館日:12月26日~1月1日 その他月曜が祝日の場合は翌日
薬湯と森林浴が楽しめる温浴施設です。温泉ではないようです。
富嶽温泉 花の湯
キャンプ場から車で約30分
定休日:無し
ホテル花の湯の中の温泉です。
キャンプ場で割引券がもらえます。
その他
まかいの牧場
キャンプ場から車で約15分
https://www.makaino.com/
田貫湖
キャンプ場から車で約10分
http://www.city.fujinomiya.lg.jp/kankou/llti2b00000018ga.html
陣馬の滝
キャンプ場から車で約6分
https://fujinomiya.gr.jp/guide/172/
白糸の滝
キャンプ場から車で約15分
https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/
まとめ
キャンプ場から初日の出を見ることはできませんでしたが、元旦の富士山を見ることができ、思い出に残る年越しキャンプとなりました。
この時期はとても冷え込むので、防寒対策はしっかりしていってください。足裏にはるホッカイロが役立ちました。靴下を2枚履きしてその間にカイロを貼ると、足の冷えがかなり軽減しましたので、是非試してみてください。
あさぎりキャンプフィールドは、新しいキャンプ場なので設備が整っていてきれいなのがよかったです。といっても、整備され過ぎていなくて、自然の良さを生かしているので林間キャンプを十分楽しめました。
ドッグサイトも充実しているので、犬連れキャンパーさんにおススメのキャンプ場です。
ドッグサイト以外(私たちのような)でも、犬連れの方が多かったので色々な犬種が見られて楽しかったです。
コメント