山梨県西湖にあるPICA富士西湖に行ってきましたので、レポートしたいと思います。
富士五湖の一つである西湖に隣接したキャンプ場です。
西湖の景色を見ながら、清々しい気持ちになった~♪
1月だとちょっと寒いけど、空気は澄んでいたよ。
PICA富士西湖について
山梨県にあるPICAの系列キャンプ場です。
宿泊はテントサイトだけでなく、コテージ、トレーラーハウス、モンゴルのパオを基に設計されたアメリカ製のヤーツ、野営場、など過ごし方によって色々選べるバラエティーに富んだキャンプ場です。
トレーラーハウスやコテージ(一部)にはキッチン、トイレ、浴室があるので、外でバーベキューを楽しんでみたいとか、アウトドアの雰囲気を味わってみたいという方でも利用できる施設となっています。
西湖へも歩いてすぐですが、湖畔を眺めながらキャンプできるのは、レイクサイドビューと書かれているサイトのみで、ほとんどは松林に囲まれた林間です。湖畔沿いのキャンプを想像するとちょっとイメージが違ってしまいますので、その点だけ注意です。夜は星空がきれいです。
基本情報
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1
TEL:0555-20-4555
HPhttps://www.pica-resort.jp/saiko/
標高:約900m
チェックイン:テントサイト13時~19時、パオ・コテージ14時~19時
チェックアウト:テントサイト7時~12時、パオ・コテージ7時~11時
※レイトチェックアウトは当日の朝10時までにフロントに確認。
場内MAP:
予約方法:インターネット予約 PICA MEMBERS+の会員登録が必要。予約はこちら
※3ヵ月前の同日午前0時より予約可能。ただし、会員ステージによって予約可能日が早まる。ステージは、宿泊の累計ポイントで上がっていくので、PICAを利用すればするほど、ステージが上がり、予約が取りやすくなるシステム。
※1回の利用が6棟(6区画)を超える場合は、団体利用となり別ルートでの予約になる。
キャンセル料金:利用日の8日前以前(無料)、7日~4日前(20%)、3日~前日(50%)、当日(100%)
※食材予約のキャンセル料も利用日の3日前からかかります。
ゴミ出し:指定のごみ袋有り(1泊に付き1枚貰えます)追加で購入は一枚50円。
ゴミの分別:
トイレ・炊事棟(A)の隣にゴミ捨て場と炭捨て場があり、24時間捨てることができます。
回収できるもの(要分別)
- 紙類、ビニール袋、コルク、ペットボトルのキャップ、アルミホイル
- 生ゴミ
- カン、ビン、ペットボトル
- ガスカートリッジ(穴を開ける)
- 乾電池
- 針金などの危険物
- 炭のもえかす(炭捨て場)
- 段ボール
回収できないもの
- 発泡スチロール
- 粗大ごみ
料金表
料金:サイト、シーズンにより異なる
※トレーラーはペット不可。ペット同伴の場合は、予約時に申請する。
1頭¥1,000~¥1,900 追加1頭につき¥600
ペット料金は高めです。
今回利用したサイト料金
人数:大人2人、犬1匹(小型犬)
サイト:テントサイト電源付き(A)A2 約100㎡
料金:2泊3日 サイト料¥5,490x1日、ペット¥1,440、
連泊割引を使って、金曜の宿泊代は無料、会社の福利厚生で-¥2,000
→¥3,490
PICAリゾート共通の連泊割引
連泊割引というサービスがありますので、2泊の時は使うとお得です。
・ハッピーフライデー割引
金曜+土曜の同施設2泊以上で、金曜日の宿泊代がテントは無料、コテージは半額になります。
テントだとかなりお得ですね。
・アフターホリデー割引
日曜(連休最終日)+翌日の同施設2泊以上で、月曜日の宿泊代がテントは無料、コテージは半額になります。月曜日にお休みが取れたら是非使いたいですね。
私たちは、月曜日にお休みを取って、アフターホリデー割引を使うことが多いです。ペット料金も無料になります。
キャンプ場内の様子
フロント(管理棟)
営業時間:7時~21時
ここでチェックインをします。
売店も入っています。
薪は広葉樹、針葉樹があります。1束¥600(針葉樹,松)¥1,000(広葉樹)桜のみ¥1,080です。
桜を買ったのですが、いい香りがしました。
炊事場(A)
建物の中にあり、暖かいです。
キッチンとトイレが同じ建物に入っています。
お湯が出るので冬はホッとします。作業台もありスペースが広いので、ここで野菜を切って調理したりもできるのでとても便利です。
自販機も入っています。
トイレ
炊事場の隣にあります。
暖房便座のウォシュレットです。
お風呂
営業時間:7時半~9時45分、15時~24時
夜24時まで入れるので、就寝前に入って体を温めてから寝られるので冬の時期は有難い存在です。
1人45分までで、最大人数は10人までと決まっています。
お風呂に入るときは入口の受付簿に、☑を入れるので、受付簿を見れば今何人お風呂に入っているかわかるようになっているので、混んでいるときは別の時間帯にずらして入ることができます。
お風呂付きのコテージもあるため、宿泊者全員が利用するわけではないので、一番混んでいても3~4人位でした。受付簿は、7時半~8時15分、8時15分~9時、と45分刻みになっているのですが、空いているときは時間を守っていない人もいました。
誰もいなかったので、写真を撮らせてもらいました。
シャンプー、リンス、ボディーソープは置いていないので、持参してください。
ドライヤーは2台ありました。(女性)
PICAグループでは同じシステムになっているようで、PICAぐりんぱ富士に行った時も同じシステムでした。
テントサイト
テントサイト電源付き(A)6名まで
今回私たちが利用したA2サイトです。
約10x10=100㎡ありますので、テント+タープ+車でも広々と使えます。
お隣さんもあまり気になりませんでした。
地面は砂利ですが、溶岩地帯なので硬めでした。
プラスチックやアルミでなく、頑丈なペグを持っていってください。
テントサイト(A)は、6区画あり、テントサイト(A)の前にレイクビューサイトがさらに2区画あります。
隣のテントサイトA1です。
朝の風景です。
曇っていなければ、山がきれいに見ることができます。
レイクビューサイトからは、木々の間から西湖が見える景色となっています。
1日2組限定のレアなサイトです。
人気もあり、予約も土日となると争奪戦となります。
トレーラー
2022年8月12日にオープンしたばかりの、トレーラーハウス型のPICAオリジナルの宿泊施設です。
キッチン、トイレ、バスシャワー、調理器具、冷暖房も付いているので、テントを張るキャンプとは違った過ごし方になります。こちらは、Fire base KAMADOです。
ピザ窯もあって、楽しそうです。
こういう窯で一度ピザを焼いてみたいです。
テントサイトTENBA 区画サイト・フリーサイト
テントサイト(A)とは離れたところに、TENBA区画サイトが9つとフリーサイトがあります。どちらも電源付きです。フリーサイトは車の乗り入れができないので、手前の駐車場に停めます。
ここからは西湖は見えませんが、森林に囲まれた落ち着いたサイトです。
ドックランとドッグランサイト
ドッグランサイトは、ドッグランに隣接しているのですが、トイレや炊事場まで遠いので少し不便です。HPを見ると利用が3月末までとなっていたので、リニューアルか別のサイトに変わってしまう可能性があります。
冬は利用している人が少ないようで、誰もいませんでした。ちょっと寂しいかんじです。
ドッグラン独り占めでした。
屋根付きのドッグランもあります。
以前雨が降った時に利用したことがあります。
隣にペット専用のシャワールームがありますが、冬季は使えません。
その場合は、炊事場Cにペット専用バスタブを利用してくださいとのことでした。
ニジマス釣り堀
釣り堀があります。
人気があり、釣りを楽しんでいる人がたくさんいました。
釣り竿・えさ付き、4匹までで、¥1,700、追加1匹に付き、¥250でした。
キャンプ場の魅力と気になった点
良い点、魅力ある点
西湖まで歩いてすぐ
テントサイトだと、西湖まで歩いて3分位です。西湖に入ったり、泳いだりはできませんが、景色がとてもきれいです。
西湖をバックにして、リンさんの写真をパチリ。
何かクンクン匂いを嗅いでいて、こちらを見てくれませんでした。
炊事場、トイレがきれい
炊事場とトイレが清潔です。炊事場は広々としていて作業もしやすいです。
バラエティーに富んだキャンプ場
テントサイトだけでなく、コテージ、トレーラーハウス、モンゴルのパオを基に設計されたアメリカ製のヤーツ、野営場、など過ごし方によって色々選べるので、それぞれが楽しみたいアウトドアのスタイルが見つかるキャンプ場です。
連泊割引サービスがある
テントサイトを2泊する場合は、1日分の宿泊代が無料になるのでかなりお得です。是非利用したいサービスです。ハッピーフライデー割引とアフターホリデー割引があります。
サイトが広め
サイトによって広さに違いはありますが、基本的にテントサイトは広めに作られているので、隣との距離や視線が気にならず、プライベート感がありました。うちは、Colemanのマスターシリーズ2ルームカーブを使っていますが、サイトの縦でも横でもどちらでもテントを張ることができました。(10×10mの正方形のサイトなので)
お風呂がある
敷地内のお風呂があるのは、とても便利です。冬は温まってから寝ることができますし、夏は汗を洗い流してから夕食を楽しむこともできます。わざわざ車で温泉施設に行かなくてもいいので、キャンプ中も気が楽だな~と思ってしまいます。
ワンコ宿泊OK
ワンコOKのキャンプ場は私たちには必須の条件です。
事前に申請が必要です。
ハッピーフライデー割引、アフターホリデー割引にワンコの宿泊代も適用されます。
トレーラーのみは、ペット不可となっています。
お湯が出る
最近は増えてきましたが、炊事場でお湯が使えます。炊事場はドアの閉まる建物の中にあるので、冬でも寒さを凌げます。お湯の温度も適温で出てくるので温度調節の必要が無く、洗い物がはかどりました。
気になった点
富士山は見えない
西湖は富士山に近いのですが、キャンプ場からは見えませんでした。キャンプ場に行く途中は富士山がよく見えるので、ドライブ中に楽しみましょう。
野良猫が多い
野良猫が多く人にも慣れているので近づいてきます。夜テントの中に入って食べ物を漁ったりするので、寝る前に食べ物はケースにいれるなどして隠すようにしてください。犬のご飯も狙われますので注意してください。ごみ袋も狙われて、破かれてしまいました。
キャンプご飯
魚介のパエリア
ダッチオーブンでパエリアを作りました。
久し振りに作りましたが、我が家での定番キャンプご飯。
魚介の旨味がたっぷりです。
今回はあさりがスーパーに売っていなかったので入っていませんが、普段はあさりかムール貝をいれています。有頭エビは出汁が出るので入れるとおいしいです。
鶏肉を入れることもあります。
●材料●
有頭エビ 2尾
たら切り身 4つ
アスパラ4本
パプリカ1/4個
玉ねぎ 1/4個
ニンニク 1かけ
オリーブオイル 大1
トマトペースト1袋
コンソメ1個
ターメリック適量(サフランの代わり)
塩、胡椒 お好みで。適量
水 300ml
お米 1、5合
●作り方●
①玉ねぎ、ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める。
②コンソメは300mlのお湯に溶かしておく。
③①にお米を入れて少し炒める。トマトペーストを入れる。
④トマトペーストがまんべんなく混ざったら、お湯に溶かしておいたコンソメスープを入れる。
⑤アスパラ、パプリカ、有頭エビ、タラ、アサリ(あれば)を上に乗せて、軽く塩コショウしてから、蓋をして15分~20分弱火で炊く。
⑥火を止めて15分ほど蒸らす。
卵かけごはん
朝ごはんに、卵かけご飯を食べました。
卵の上に、たれと鶏節をかけています。
卵かけご飯のたれは、アコメヤさんで買いました。
のどぐろととび魚煮干しの合わせ出汁なので、あっさりとしたたれです。
卵かけご飯以外にも、冷奴にかけたり、納豆に混ぜたりと色々用途があるので、余らして無駄になることはないと思います。
簡単に作れるので、美味しい卵が手に入ったら作ってみてください。
鰹節でもいいのですが、鶏節もおすすめです。
キャンプ場 周辺情報
スーパー
スーパーはキャンプ場の近くにはないので、買い出しは事前に済ませておくといいです。
セルバBELL ショッピングスーパー
キャンプ場から車で約18分。(12.5km)
温泉施設
ふじやま温泉
キャンプ場から車で約22分(14.4km)
営業時間:10時~22時
朝風呂6時半~9時
宿泊料清算済みのレシートを見せると、入館料、岩盤浴料が割引になります。(2023年3月末まで)
富士急ハイランドの隣にある天然温泉です。
いずみの湯
キャンプ場から車で約8分(4.3km)
営業時間:10時~20時
西湖にある温泉です。
2023年2月14日より休業しています。
ゆらり
キャンプ場から車で約9分(5.7km)
営業時間:平日 10時~21時 休日 10時~22時
露天風呂、パノラマ風呂、洞窟風呂、香り風呂、蒸し風呂、霊峰湧水風呂など色々な温泉が楽しめます。
その他
富岳風穴・鳴沢氷穴
キャンプ場から車で約4分(2.4km)
西湖コウモリ穴
キャンプ場から車で1~2分
入ったことはないのですが、PICA富士西湖に行くときにいつも見かけていてちょっと気になっているところです。コウモリは保護されているため、コウモリ穴といってもコウモリに出会える場ではないようです。
まとめ
PICA富士西湖は、宿泊プランの種類が豊富で、無料のお風呂があり、炊事場はお湯が出るなど、設備の整っているキャンプ場なので、かなり快適に過ごすことができました。
歩いてすぐの西湖の眺めも最高です。
今回は連泊割引も使ったので、2泊しましたが、1泊無料になりお得なキャンプでした。また、会社の福利厚生でPICAグループが割引になることもあるので、一度調べてみるといいと思います。うちはいつも利用しています。
キャンプ場の敷地はかなり広いので、わんこの散歩にもいいです。森林に囲まれた小道もあるので、ただ歩いているだけでたくさんの自然のエネルギーを吸収できますよ。
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